あけましておめでとうございます。
皆さんの世界も年明けましたでしょうか?
2023年は1年で100本の映画を観るという実績を解除できたので
個人的ランキングを発表するなどしてみようとおもいます。
★アニメ映画部門
※10〜6位まで感想略
第10位…窓ぎわのトットちゃん
第9位…アリスとテレスのまぼろし工場
第8位…鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
第7位…ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
第6位…アイカツ! 10th Story ~未来へのStarway~
第5位…BLUE GIANT
光と影の線、演奏シーンの汗をはじめとする水の描写で
一気に引き込まれていく。
「ジャズってこんなに熱いんだ」って思った
第4位…スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
スパイダーバース3部作の2作目
前作からの伏線やぬるぬるアニメーション
全スパイディを巻き込んだ壮大なスケールももちろん良いんだが
挿入歌に使われるオールドスクールHIPHOPが最高なんだな。
第3位…名探偵コナン 黒鉄の魚影
眩しいぐらいのコ哀!!
今までのコナン映画にないぐらい踏み込んだ黒の組織との対立!!
「キミがいれば」バラードアレンジ!!!
前作「ハロウィンの花嫁」も良かったけど
今作は過去イチと言っても過言ではないくらい好きだな
第2位…ウィッシュ
各所では賛否両論分かれている作品ですが
僕はまっすぐディズニー映画をしていてめちゃくちゃ好き
強大な力に一致団結して立ち向かう話に弱いんだよな
同時上映の「ワンス〜」が前フリとして利いていて最高でした
第1位…北極百貨店のコンシェルジュさん
耳にこびりつく北極百貨店のテーマソング(作:tofubeats)
ギュッッッと詰まったあったかい中身に思わず感動。
70分という短さでポンポさんもニッコリ
どれも涙腺ガバ泣きダバダバ映画だったな…
アニメ映画って凄い。
★洋画部門
※10〜6位まで感想略
第10位…aftersun/アフターサン
第9位…ファルコン・レイク
第8位…バーナデット ママは行方不明
第7位…ウォンカとチョコレート工場のはじまり
第6位…インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
第5位…ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
10作目にして最終章Part1(3部作になるとかいう噂も…)
刷り込まれる存在しない記憶
過去作で死んだはずのキャラの復活
相変わらず何でもありのワイスピワールド
ここまで頭空っぽにして観られる映画ってそうそうないよな
第4位…VORTEX
心臓病のおじいちゃんと健忘症のおばあちゃんの終活物語
冒頭からエンドロールで始まり
劇中は2つの視点から2画面で物語が進行し
死に近づくにつれてなだらかに崩壊していく様が本当に怖かった…
こころが健康なときにぜひ観てほしい。
第3位…グランツーリスモ
「グランツーリスモのトッププレイヤーを本物のレーサーにしたろ!」
とかいうトンデモストーリー、しかも実話とかいうブッ飛び
フォードvsフェラーリ(2020年公開作)でも思ったが
ル・マン耐久レースは手に汗握る緊張感があるよな。
第2位…ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
70年代・80年代の楽曲に合わせてスタイリッシュに戦う姿が観ていて楽しい
とりわけフェーズ4以降って前後の作品との繋がりとか
ポスクレで原作人気キャラが出て盛り上がるとか
そういうのが多かったけれど(もちろん悪いわけではないんだが…)
ガーディアンズはガーディアンズだけで完結してくれたのが良かった。
あとめちゃくちゃ感動した。
第1位…ジョン・ウィック コンセクエンス
4作目にして長い長い裏社会科見学の完結編(?)
「コンセクエンス」という日本語副題を付けた人間にBig up
キアヌ演じるジョン・ウィックの華麗なる殺し捌きも見どころだが
ドニー・イェン演じる盲目の殺し屋ケインもバーカカッコいい
上映時間2時間49分があっという間に感じるくらい面白いです。
ランキングとは全然関係ないですが
2023年の洋画はシリーズ完結編みたいな作品が多かったですね。
★邦画部門
※10〜6位まで感想略
第10位…怪物
第9位…市子
第8位…ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー
第7位…人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした
第6位…アンダーカレント
第5位…PERFECT DAYS
これって邦画でくくっていいんんだよね…?
役所広司演じる公衆トイレの清掃員のお話
決まった時間に起きて仕事をし、本を読みながら就寝する
そんな日常の繰り返しではありながらも
毎日すこしずつ違っている一瞬一瞬を尊く送る姿を見て感動。
第4位…まーごめ180キロ
お笑い好きの間でしか(しかもその中でもある界隈でしか)
伝わらない映画ではありますが
これは非常にまーごめなドキュメンタリー映画なんですよね。
ママタルトがもっと好きになる
知らない人が観てもしっかり見応えのある2時間
大鶴肥満という男の人生はあまりにも小説すぎる。
第3位…月
やまゆり園の障がい者殺人事件がモデルになった作品
誰の中にも"さとくん"がいて常人と狂人は紙一重なのではないかと
些細なことでもひっくり返りかねないというか
もちろん受け手によって感じ方は変わると思うけれど
「面白かった」とか「考えさせられた」
とかの一言では片付けられないようなそんな作品だった。
磯村の凄まじさが出ていてめちゃくちゃに喰らった。
「月」というタイトルにもあるように
劇中に出てくる月が強烈に脳裏に残る。
第2位…正欲
痛快とはまさにこのこと、本当に面白かった
アドリブ劇はもちろん
秀吉の史実を面白おかしく描いているのが
(多少の改変アレンジはあれど)最高に良かった
同じ年にやっていたレジェバタも観たけど(こちらは信長のお話)
なんかなぁ…違うよなぁ…ってなっちゃったもんな。
第1位…正欲
"普通"が"普通じゃなくなる"瞬間にブン殴られる、本当に切ない。
人間社会の中で「君はひとりじゃない」と手を差し伸べる寛容に思わず感動。
ある癖を持ったガッキー・磯村カップルが
「この世界で生きるために、手を組みませんか」
って指輪を渡してプロポーズするシーンでめちゃくちゃ痺れた。
とりわけ2023年の邦画は人間の本質とか
脳みそ揺さぶられるような映画が多かった気がした
全体的に磯村と杉咲花に狂わされた1年でしたね
という事で各部門ベスト10を挙げてみました。
中には期待して観に行って「そうじゃないんだよなぁ…」ってなった作品もあったけど
余計なことを考えずに映画館で2時間弱集中して映画を観るという体験は
たぶん何にも代えられないなと思った。
映画ってめちゃくちゃ面白い。