あけましておめでとうございます。
皆さんの世界も年明けましたでしょうか?
先日1年の映画ランキングをつけた時に
推したい映画が…多すぎる!と思ったので
今年は備忘録をつけようかなと思います。
今月の新作は14本(年始に観た去年末の映画は前回消化したので除く)
観た順で
「笑いのカイブツ」
去年予告をみてずっと楽しみにしていた1本
周りの人が人間にしてくれようとしているのに
「人間関係不得意」であるが故に擦れてしまうの苦しい
何者かになろうとしていた自分を思い出してもっと苦しくなる
とにかくずっと苦しかったので
終盤の居酒屋のシーンでは思わず心を揺さぶられた。
人間は愚か!!とにかく人間は愚か!!!
大災害を逃れた唯一のマンションの代表に
成り行きで選ばれてもてはやされるイ・ビョンホン!
極限状態で救いがないので狂信的になる住民!
後半になるにつれて捲れていく真実で足元スコーーーーンってなる。
最近ネトフリで配信が始まった「バッドランドハンターズ」は
この映画と同じ世界線らしい。
「アクアマン/失われた王国」
アクアマンの明るさってMCUみあるよね
面白いんだけど、面白いんだけど…って感じの2時間だった。
フラッシュの時も思ったんだけど
どんなにすごい展開が来ても「でもこれでDCEU終わるんだよな…」
っていう感じがあってあんまり乗り切れなかった。
なんだかんだで嫌いじゃなかったけどな、DCEU
8年前の3部作の総集編
当時は貧困学生だったので「3部作か…」とスルーしていたんだけど
やっぱりめちゃくちゃ面白い。
観た後すぐ化を1話から見直しはじめた
中学時代という多感な時期に再放送で観て
ずぶずぶハマっていったのを思い出してつらくなった。
時系列的には一番最初なので
ここから入るのもアリだと思います!!!
先行上映のチケットが取れたので少しお先に観ま下草薙
ファイズの続きって定期的に描かれてきたけど
(平成vs昭和、4号、ジオウ)
今回は敏樹が書いているというのもあり
しっかりファイズ〜ほんのりドンブラを添えて〜を味わえてよかった。
全部がネタバレになりかねないので細かいところは控えます。
てか、ファイズギア買っといてよかった〜〜〜〜
「カラオケ行こ!」
「紅」があんなに沁みるとは思わなかった。
聡実と狂児の関係性はもちろんのこと
綾野剛の"こわいけど優しいお兄さん"感がすごく上手い(あと脚なっげ〜〜)
和山作品ってゆるいながらも結構独特な雰囲気があるから
「実写化難しそう…」って思ってたけど全然そんなことなかった。
脚本 野木亜希子
クソッッおれはまたこの人に1本取られちまった!!!
(※アンナチュラルとかMIU404の脚本の人)
良作です。
「哀れなるものたち」
不協和音なBGM、魚眼カメラっぽい画、デザイン性重視のエンドクレジット
頭からケツまで全てがオサレ
オサレすぎて逆に不気味に見えてくる
ひとりの少女()の成長記、汚いディズニープリンセスすぎるもの
大枠は「バービー」っぽさも感じた。
ぜひ映画館で観てほしい1作、面白かったです。
「サン・セバスチャンへ、ようこそ」
ジャケ買い視聴。
サン・セバスチャンの映画祭に来た映画広報の妻と
クラシック映画おじぃオタク夫婦の別れと新しい出会いの物語
おじぃの距離の詰め方がおじぃすぎる
クラシック映画のオマージュが盛りだくさんで
「もっと僕が予備知識を持っていれば最高なんですが…(ひわちゃん)」
となってしまった。
「僕らの世界が交わるまで」
こちらも去年予告をみてずっと楽しみにしていた1本
フィン・ウルフハード(ストレンジャーシングスのマイク)が親子
ジェシー・アイゼンバーグ(グランドイリュージョンの主役)が監督脚本
エマ・ストーンがプロデュース
とかいうバカ強布陣映画。
価値観は違えどやはり蛙の子は蛙といった親子のすれ違い
面白かったけど家族愛に振り切っているわけでもなく
ちょっと中途半端だなぁと思った。
「みなに幸あれ」
人の幸せの量には限りがある
だから一家に一人、不幸になる犠牲者を
外から連れてきて閉じ込めましょう!とかいうキモルール
(犠牲者は目と口を縫われてパンイチで手足を縛られている)
ジャンプスケアはないけど"何かがおかしい"恐怖感と
押し寄せてくる生理的嫌悪感で
精神的にジリジリ追い詰められるような映画でした。
「ゴールデンカムイ」
邦・洋問わず映画館に行くと必ず1回は目にする予告
「脇は手堅いんだけど、杉元がナヨいんよなぁ…」
始まる直前までそう思っていた…
素晴らしい実写!!!!(手のひらクルックル)
「ほら美味いだろ、もっと食え」と言わんばかりの完成度
川に落ちて凍えるシーンとかめっちゃマンガやん。
頼む!このキャストで完結まで走ってくれ!!
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」
「復活のルルーシュ」の時も思ったんだが
多分うん十年ぶりの続編って
当時の感覚で観るとズレを感じてしまうんだよな。
だからお祭り映画的なノリで観るのがいいんだと思う。
インターネッツでは賛否両論ありますが
わたしは賛寄りです。
「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ」で終わったDESTINY
(20話のシン「いくら綺麗に花が咲いても、人はまた吹き飛ばす」に対するアンサー)
そして、一輪の花が散るカットから始まるFREEDOM
なんでそんなことを…また戦争がしたいのか!アンタたちは!!
過去を乗り越えたシン
迷いのないアスラン
感情をブチまけるキラ
非常によかった
みんなちゃんと成長している(?)
ウチに親父が大昔に組んでいたシャアズゴックがあるんだが
アスランが乗って、
しかもパージしたら
ジャスティスが出てくるとかいう個人的にブチ上がり案件
久しぶりに映画館で変な声出た。
もう一回観に行こう。
「違う惑星の変な恋人」
普通だったら我慢できなくてカットしちゃうような
素の時間がゆるくてすき
矢印が噛み合わない四角関係
ドロロロしていない三角、四角関係は見ていてめちゃくちゃ面白いんだなぁ
一途でまっすぐな矢印もブレブレな矢印も全部愛おしくなる
「コット、はじまりの夏」
大家族の四女で引っ込み思案なコットが
ひと夏の間、牧場の親戚夫婦にお世話になる話
こちらも沈黙と環境音が気持ちいいゆったり映画
自然に囲まれ、人の優しいあたたかさを知り
人間として成長していくコット
ラストは思わず感動してしまった。
今月めっちゃ映画観たな…