3月の新作映画備忘録

2024年ももう3ヶ月が終わってしまった…

今月も映画を観ましたので感想を書きます。

 

これも3回目ですが評論ではなく感想

年末に振り返るための備忘録

レビューサイトはダルいし

ツイッターは振り返るのに掘らないといけないので

ここにまとめています。

 

今月は14本。

 

「コットンテール」

コットンテール : 作品情報 - 映画.com

良い映画にはリリー・フランキーがいる❗

先立った妻からの「遺灰をウィンダミア湖に撒いてほしい」という遺言を

息子家族と叶えながら再生していく物語

 

「PERFECT DAYS」のときにも思ったが

外国人監督の撮る日本人映画は

純度100%の邦画と違ってこってりしていないのが良い。

人物の感情がスッと入ってくる感じ

 

 

「52ヘルツのクジラたち」

52ヘルツのクジラたち : 作品情報 - 映画.com

 

小説なら気にならないけど

映像にするとそうはならんやろ!みたいな

そういうのがノイズになってまっすぐ観られなかった

(シビアな雰囲気に唐突にお出しされるセーラー服志尊淳はアカンて)

 

あとこれは本編の話になるんだが

リアル路線の割にはマイノリティ要素を

これでもかと全部物語に詰め込もうとしすぎて

めっちゃ胃もたれしてしまう…。

 

アンさんはもっとオカンの顔を見たってくれ…

 

 

「アーガイル」

ARGYLLE アーガイル : 作品情報 - 映画.com

※ネコの扱いがまあまあ雑なので要注意

人気小説家がスパイ組織のあれこれに巻き込まれてしまう話

 

「キックアス」しかり「キングスマン」しかり

マシュー・ヴォーン作品の魅せるアクションは

観ていてとても楽しい!

 

あとサミュエル・L・ジャクソンサミュエル・L・ジャクソンしていて良かった

 

 

「関心領域」

先行上映にて

アウシュビッツの隣に住む所長一家の日常を描いた映画

壁一枚挟んでいるので残虐な描写は一切ない

一家のほのぼの日常の生活音に叫び声や銃声が紛れているだけ

 

と思って観ている時点で我々は自然に無関心になっているのだ。

ラストの登場人物たちももちろん無関心なのだろう。

 

音響賞を受賞しているだけあって

音の使い方、挟み方、出し方が本当にズッシリくるので

ぜひ映画館で観てほしい、5月末公開。

 

 

仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング」

生身アクションあり、販促タイムあり(コマンドってやっぱりカッコイイよな…)

若干の疑問は残ったけど

60分で綺麗にまとまっていて良い後日談Vシネだった!

道長が1年で人の幸せを願えるまで成長できたのは

やっぱり英寿がいたからこそなんだろうな

 

 

「ゴールド・ボーイ」

映画『ゴールド・ボーイ』公式サイト

めーっちゃ面白かった!

殺人現場を目撃していた中学生3人組が通報する代わりに金銭で脅す話

まー双方頭がキレるもの

全部がネタバレになってしまうので何も言えない

ハラハラする駆け引きのある話はやっぱり面白い。

 

 

「ビニールハウス」

介護士の主人公が訪問先で誤って利用者さん(老夫婦の奥さん)を殺してしまったことから始まる負の連鎖

一度歯車が狂うとどんどん悪い方向にしか進まない。

もちろん誰も救われない。観る地獄。

軽率にオススメはできないけれどとても面白かったです!

 

 

「DUNE Part2」

砂虫乗りてぇ〜〜〜

ハンス・ジマーの壮大な音楽好き〜〜

 

旧作はPart1の公開前に予習として観ていて

今回旧作の最後まで描いていたのですが(リメイクなので若干展開は違うけれど)

まだ続きそう!楽しみ!

 

 

「変な家」

※爪立て系のキーキー音とリアルな蛆虫が出てくるので要注意

 

Twitterがザワザワしていたので急いで観に行った

YouTube版と最近二次創作がたくさん流れてくる察しの悪いアレを予習

 

「ミステリーの皮をかぶった因習ホラー」

「人間ぶっ殺しゾーン」

チェンソーババア」

察しの悪いシリーズを観てしまっているが故に

アレがチラついて何度か笑ってしまった。。

(人間ぶっ殺しゾーンが原作要素なのマジでなんなんだよ…!!)

 

クリーチャーのいないバイオ7って感じだった。

 

 

「デデデデ 前編」

原作未読

おんもしれ〜〜すぎて帰ってすぐ読み始めた!

 

12冊を前後編で分けないといけないので

カットシーンや時系列の入れ替えはあれど上手い改変だなと思った。

後編が楽しみ

 

 

「四月になれば彼女は」

藤井風モクで視聴。

察しの悪い佐藤健

10年ぶりに手紙を送る森七菜(元カノ)と

突然姿を消す長澤まさみ(婚約間近の現彼女)と

前半はとにかく回想回想

後半でいろんな人が交差していくあたりから

ちょっと面白くなる

 

「不適切にも〜」の純子と安森先生が出ていてひっくり返った(登場シーンは少ないけど)


ウユニとプラハアイスランドのロケ画も綺麗だった(あんまり使ってないけど)

 


あんま贅沢使いすなよ!!!!!!

海外ロケ!!!!!

 

何かを愛することをやめてしまった人、

愛とは、人と向き合うこととは、

一歩踏み出せる映画だと思いました。

 

 

「ペナルティループ」

映画『ペナルティループ』公式サイト|3月22日(金)全国公開

恋人を殺された主人公に用意された「被害者遺族救済措置」

それは加害者を何度もループして殺す事のできる私刑システム!

(めっちゃ世にもっぽい〜)

殺す方はもちろん殺される方(伊勢谷くん)も覚えているので

殺していくうちにだんだん友情のようなものが芽生えて

「次はどうやって殺すんだ」とか「あぁそれ前殺すときに使ったな笑」みたいな

異様なやり取りが繰り広げられるようになるのがめっちゃ面白かった

 

伊勢谷友介が最後まで最高すぎる。

 

「MONDAYS」然り「リバー、流れないでよ」然り

最近のループものはひとクセもふたクセもあって面白い!

 

 

オッペンハイマー

映画「オッペンハイマー」日本版予告。上映劇場も公開 - AV Watch

満を持して公開!!

日本公開が慎重になるのもわかる…気もする…。

オッピーの言動を見ていると

「うお…めちゃくちゃ理系人間だ…」ってゾワゾワした

理系人間なのにツラが良いからヤリチンなのなんかムカつくな

 

モノクロのシーンもあるからと思って

ドルビーシネマで観たのだけど

聴聞会のジリジリ詰めてくるような感じとか

群衆の靴音でめっちゃ鳥肌たった

 

フローレンス・ピューのリアルな感じがめっちゃ良かったな

DUNEにもいた、どこにでもおるやん

 

あと、あまりにも無知すぎてロスアラモスができるシーンを観て

「アステロイド・シティやん!!」ってなった

映画で勉強してる。

 

 

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」



前作「アフターライフ」とセットで旧作の続編だな〜と思った。

前作はスペングラー一家がゴーストバスターズになるまで

だからフィービーは主人公だけど

まだオリジナルメンバーがメインだったなという印象

(1作目のボスが復活して退治するって話だったし)

今作はオリジナルメンバーからの継承みたいな印象だった。

 

ゴーストバスターズって

物語のためにキャラが死ぬことがないから(イゴン博士は演者が亡くなってしまったのでしょうがないけれど)安心して観ていられるんだよな

 

し、ジュラシックの時も思ったけれど

この手の年代物のカムバック映画は

ファン向けで全然いいと思っている。

ニューヨークがピンチ!→ゴーストバスターズ出動!

→Who you gonna call?  \Ghostbusters!!/ テーテッテーテッテーテッテッテッテレレ♪

普通にこれでお腹いっぱいになれる。

 

 

今月めっちゃ観たな…